【脳ドックへのお誘い】
脳卒中は、ある日突然発病し、多くの場合、後遺症として麻痺などの障害が残るとても重篤な病気で、死に至る場合も少なくありません。脳は一度損傷されると、修復ができない臓器ですから、後遺症は、ある程度軽くなっても、完全になくなることはあまりありません。つまり、脳卒中は、発病してから治療するよりも、できる限り病気にならないように予防することが大切です。当院では脳の疾患の予防及び早期発見、早期治療を目的に、MRI(磁気共鳴画像診断装置)を使った最新の方法で脳の検査を行う「脳ドック検診」を行っております。最近、マスコミ報道にもありますように脳梗塞をはじめ、働き盛りの方々のクモ膜下出血や、自覚症状の無い無症候性脳梗塞などはとくに増加の傾向がみられています。これらに対して従来の検査では発見は困難でした。当院ではMRIによる血管撮影(MRA)を追加することにより、これらの疾患を早期に未然に発見することが可能となりました。例えば、クモ膜下出血は脳動脈瘤(脳の血管にできるコブ)が破裂して起こるもので、発病後24時間以内に死亡する「突然死」につながる確率の高い病気ですが、脳ドックで脳動脈瘤が発見されれば、破裂する前に治療を行うことも可能なのです。
また、頚部超音波検査では頚部の血管を調べることで脳梗塞などに発展する可能性のある血管の動脈硬化が、非常に詳しく分かります。とりわけ検査をお勧めしたい方は、家族に脳卒中経験者がいる方や、高血圧症、高脂血症、糖尿病、肥満のあられる40代以上の方です。当院では、受診者の脳の血管を撮影し、ビデオテープに収めて差し上げております。定期的に検査を受けられると、その方の脳の変化がわかりやすいためです。医療技術の発達によりこれからは従来の内科的検査と同様に、脳についても健康なうちに調べていく時代になってきました。現在のご自分の脳の健康状態を詳しく知るためにも、ぜひこの機会に「脳ドック」の受診をご検討下さい。
お忙しい方でも…
通常お勤め先等で成人病健診をお受けの方にはコース2をお勧めしています。
ドック前の食事制限がないため、午後のご都合の良い時間に受診可能。午後4時、木曜日は午後6時までの受付ですので当院のドックはお忙しい方に最適です。
◆お支払いについて
脳ドックなど高額なお支払いはクレジットカード
VISA Master JCB がご使用になれますのでご利用下さい。
TEL 0120-08-3222
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